2009年09月12日
フランチェスコ-ノーカット完全版-
□原題 FRANCESCO
□製作年 1989
□製作国 イタリア
□上映時間 135
□監督 リリアーナ・カヴァーニ
□出演 ミッキー・ローク、ヘレナ・ボナム=カーター
□カラー カラー
□言語 イタリア語
□コピー 愛を知った。 至上の愛を--
(CS/ch260)
◯◯◯◯△
もう、本当に、複雑な思いで観ましたね。。ミッキー・ローク。その昔、「ナインハーフ」では本当に今でいうイケメンでした。好きでしたね〜。ビデオでダビングして持ってましたから。ボクサーに転身して、顔が変形しちゃって、その後、整形手術失敗したとかで...。ほとんど、あの繊細な顔立ちの面影がなくなちゃって。。涙。
この作品も、出た当時は、あまりいい評論を観なかった。リリアーナ・カヴァーニとあの色男のミッキー・ロークに所詮聖人なんて描ける筈ないだろう..みたいな。
で、今回、始めてこの作品を観たのですが、予想を裏切ってすごく良かったです。あのフランコ・ゼフェレッリの「ブラザーサン、シスタームーン」よりも、私的にはこちらの作品の方が映像の美しさにおいても、またフランチェスコという人物を描くにあたっても、良く出来ていると思う。
ミッキー・ロークも当時は裸になったシーンばかり取りざたされていたような気がするのですが、なんのその。。本当に迫真の演技でフランチェスコの、一般の人とは違う、聖人が持つ純粋さ、誠実さ、奇抜さ、苦悩、全てよく演じてます。彼の失われた、あの美しい繊細な顔立ちが、このフランチェスコの純粋さによくマッチしているのですよ。なので、なおさら、悲しい。ミッキー・ロークのあの昔の美しさは、やはり失われて始めて何か意味を感じるものであったのではないかと..。美って永遠のものではないんですよね。だからなおさら美しい。フランチェスコは「何も持つな」と言った。ミッキー・ロークは本当に、生まれ持った美を捨ててしまった。失ったものの代わりに得たものもあるだろうと思う。
ミッキー・ロークは「レスラー」という映画でかなりいい評価を得て復活したそうですね。宣伝で少し観ましたが、あのごついレスラーの向こう側に繊細な顔立ちの在りし日のミッキーロークがだぶって見える。是非、観てみようと思います。この「フランチェスコ」という作品はミッキー・ロークの代表作にもなるでしょう。頑張れ、ミッキー・ローク!!
投稿者 nao : 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□
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