2009年05月22日

ポーラ X

□原題 Pola X

□製作年 1999

□製作国 フランス=ドイツ=スイス=日本

□上映時間 137

□監督 レオス・カラックス

□出演 ギョーム・ドパルデュー、カテリーナ・ゴルベワ、カトリーヌ・ドヌーヴ、デルフィーヌ・シュイヨー

□カラー カラー

□言語 フランス語

□コピー 

(レンタルDVD)

◯◯◯◯△

 

 「ラスト15分録画に失敗・・・」

 140分近くある作品などので2回に分けてみようと思っていたら、面白くて、引き込まれてみてたんだけれど、、なんと、ラスト15分でばちっと切れた(^^; 例によって例のごとく、どういうわけか、私が気に入った作品はラストに録画に失敗するのがお約束ごとのようで、全く、困るー。あちらこちらのレンタル屋さんを探したんだけれど、「ポン・ヌフの恋人」も置いていない状況なので、ましてや、この作品があるわけもなく..とりあえず「goo映画」のサイトであらすじをラストまで読みました。

 で、すごく面白かったですね。貴族のおぼっちゃま育ちの青年でしかも、世に偽名でしられている小説家なんだけれど、真の芸術というか小説を描くために、身を破滅していく話。

 夢でみた女が、現実に彼の目の前に現れる。彼女は何かのインスピレーションを彼にあたえはじめる。この女はどうみても、ロマ(ジプシー)か難民のようなのです。彼には婚約者もいて、裕福な暮らしをしていたんだけれど、腹違いの姉であるというこの女の為に全ての生活をなげうって彼女と暮らしを共にするためにパリへいく。ほとんどのところで世間的にこの女性は受け入れられない為、彼自身も生活を落とさざるを得ない。そして、彼らの秘密のアジトみたいなところで生活を始めるが、そこが音楽をやっている不思議なところなのです。これはテオ・アンゲロプロスの「エレニの旅」に出てくる音楽堂みたいなところと雰囲気も似ているし、この作品自体、アンゲロプロスの思い出させるような何かがあった。

 彼が身を落としながらも真実を書こうとした小説は世間には受け入れられなかったが、彼自身は、いかにも貴族出身の娯楽的な小説家から、世間を這いずり回ったようなすごみのある芸術的な小説家に変貌していく様が良かったですね。う〜ん、いつかラストも観たいな。衝撃的のようだし・・。文豪メルヴィルの小説『ピエール』を映画化したものらいいが、原作をいつか読んでみたいし、カラックスの長編の新作も早く観たいです。

投稿者 nao : 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□

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