2009年01月14日
チェ 28歳の革命
□原題 Che: Part One
□製作年 2008
□製作国 アメリカ/フランス/スペイン
□上映時間 132
□監督 スティーヴン・ソダーバーグ
□出演 ベニチオ・デル・トロ、デミアン・ビチル、カタリーナ・サンディノ・モレノ
□カラー カラー
□言語 スペイン語
(静岡ミラノ)
◯◯◯△
う〜〜〜ん、ちょっとがっかり。友達と一緒に観てきましたが、観客が意外に中高年の人が多かった。
まあ、本物が出ているわけではないので、仕方のないことですが、白黒でみせる国連議会のシーンなど、私はチェの本当のドキュメンタリー映画を観ているので、そっくりに真似てつくられているという感じにしか受けとることができなかった。デニ・トロのチェに対する思い入れは賞賛されるとは思いますが(25kgも体重を落としたらしい)確かによく似ていることはよく似ているんだけれど、下手に似すぎていて、かえって、違いが強調されるというか..どの場面も「演じている」という感じにしかとることができない・・・のは、私がチェの写真集や本物のチェが移ったフィルムを観てしまったからなのだろう。多分、これから、チェを知る人にはそんな事はないかもしれないけれど。。
内容はチェがキューバ革命に参加した28才の頃のまさに絶頂期というか何事もすべて上手くいった時のことだ。チェの生き方というよりも、もっとピンポイントな戦局展開といってもいい内容で、ひたすらドンパチと戦場の臨場感はあふれているが、正直、おおきな流れがなんだかよくわからない。これじゃあ、軍服を着た男たちの戦争映画じゃないかと、思ってしまった。
私はキューバ革命というのは、勝利の女神はチェに微笑んだわけではなくて、キューバという国とカストロというあまりにも運気の強い男に向けられたと思う。カストロは農民を味方につけることができた。そういう何か不思議な力を持った人だが、チェは、ボリビアではことごとく、それが出来なかったのだ。
とはいえ、チェの生き方には一筋の真摯さにくくられているし、その点ではカストロよりはるかに潔いものであると思う。その辺りが神話化される所以だと思う。
ぶつぶつ文句いつつ、次のパート2も見に行くつもり。(上はチェの私のお薦めのドキュメンタリー映画のDVD-BOXです。)
投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □005.合作映画□