2008年07月26日

ETV特集「マキノ雅弘・あるカツドウ屋の生涯」


 先週、NHKの教育テレビでこの番組を観ました。マキノ雅弘氏のことは山中貞雄の評伝にも詳しくのっていて、父のマキノ省三が始めた映画会社の事業が大火事で多額の借金を抱え、その頃お抱えのスターだった板妻や片岡千恵蔵などにも去られて、大変な苦労をしたことなどが確かありました。マキノ雅弘は4歳で子役として映画デビューして父親の傍ら18歳で監督デビューをし、70歳すぎまで映画を撮り続けたけれど、その後引退し85歳で亡くなるまで日本映画の貢献に力を尽くしてきた人。

 映画がまだやくざな商売と思われていた時代、数々の偏見を受けながら、撮影にいどみ、また父の省三が大火事の1年後くらいに多額の借金をかかえたまま死んでしまい、その借金はまだ21歳だったマキノ雅弘が受け継ぐという、本当に苦労の人だったようだ。

 この番組では数々の日本映画初期の無声映画などが紹介され貴重な映像をかいま見れた。

 長門裕之、津川雅彦ってマキノ省三の孫なんだってー。それは知らなかったです。

 ラストの車いすにのった雅弘氏が「日本映画を見てちょっとでもいいと思ったら、是非宣伝してください。そして見てやってください。お願いします。観てやってください。」という言葉に日本映画に対する熱い思いに感動しました。
 確かに昔の映画全盛期に比べれば、今の時代はテレビたビデオがあるせいで映画館に行く人は減っていますし、それを憂えてのことだと思う。まさに日本映画を両肩にしょってきた人なのですね。

 私も観た日本映画はこのブログに書いて、多分、ちょっとは宣伝になっていると思うから、日本映画に貢献しているかな??少しはお役に立てればいいなーと映画の一ファンとしてそう思いました。

投稿者 nao : 00:00 | トラックバック (0) □007.TV□

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