2008年04月01日
巨人と青年
□原題 The Silent Touch
□製作年 1992
□製作国 イギリス=ポーランド=デンマーク
□上映時間 99
□監督 クシシュトフ・ザヌーシ
□出演 マックス・フォン・シドー,ロテール・ブリュトー,サラ・マイルズ,ソフィエ・グロベル
□音声 モノラル
□フォーマット スタンダード
□カラー カラー
□言語 英語
(CS/ch260)
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春休みに入ってなかなか落ち着かないのと、何故かやたら忙しいのとでなかなか映画が見れない。映画が見れないとたまに見る映画がまるでオアシスのように感じるなー。
この映画はベルイマンの映画でよく知られている名優マックス・フォン・シドーが本当によたよたとした気難しい老作曲家の役で出てくる。
ある音楽学校の青年が夢を見るのです。それも霊的な啓示を受けたようなオーケストラのメロディが流れる夢。このメロディは、あの作曲家の曲だ..!と彼は直感する。その作曲家とはマックス・フォン・シドーが演じるすでに引退生活を送っている巨匠。もう、体中痛みしか感じないし、持病に心臓病もあるので作曲などできる感じではないのだが、青年は老作曲家を尋ねてついに居座って彼を説き伏せるのに成功する。そして、この死を目の前にしたような老人が作曲に目覚めていくという話です。作曲に目覚めるだけではなく、恋愛にも目覚めちゃって、子供まで出来ちゃうという・・そこが笑えるといえば笑えるところ。
青年がとても生真面目な役。「我々は人々に善を目覚めさせる音楽をつくる道具」と言い切る彼は、本当に神様が使わした天使の役だったんだと思う。しかし、彼から最後に出て来たことばは「エンプティ(空虚・虚しい)。」という言葉。老人と青年の精神的な立場が逆転してしまったのか。そこが私的にはどう理解したら良いものかわからなかったけれど・・。でもファン・シドーは本当に身体も大きな人で、きっとこの役も体当たりで演じていて面白かった。ベルイマン時代とは違う彼は年老いたけれど、こんな愉快ともいえる映画に出ているなんて、ほとんど年老いたファン・シドーの為の映画ともいえる作品でした。
投稿者 nao : 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□
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