2008年01月25日

ベルリン、僕らの革命

THE EDUCATORS


 革命・・というからには、ちょっとゲバラの面影がある作品なのですね。思った以上にハラハラとして面白かったです。 主演は「グッバイ・レーニン」のダニエル・ブリュール。 

 ベルリンに住んでいるヤン(ダニエル・ブリュール)は資本主義の格差社会に反発を感じ、友人と一緒に裕福な邸宅に留守中に忍び込んでは盗みはしないが、部屋の中を荒らして「ぜいたくは終わりだ」というメモ書きを残して去る..という事を繰り返していた。彼なりの革命の信念があったのだった。友人には恋人がいて、彼女はまた借金に喘ぐ苦しい生活を強いられていた。ある時、友人が旅行に行っている間にヤンは彼女と親しくなり、彼女の生活がなぜ借金に追われているのか..という詳しい経緯を知る。

 この友人の彼女..という女の子がかわいいんだけど、不器用な子なんですよね。彼女はあるお金持ちのベンツと事故を起こして保証金を払わされている..という事情があり、一生働き続けなければならないような身の上。そこで、二人はその事故った相手のお金持ちに家に忍び込んで部屋荒らしをするのだが、そこで女の子がドジを踏んで足がついてしまう。旅行先から帰ってくていた友人と彼女とヤンは、そのお金持ちを誘拐して山小屋に連れ込む..

 主演のダニエル・ブリュールが、雰囲気的にゲバラの若い頃に似ている。多分「モーターサイクル・ダイアリーズ」のガエル・ガルシア・ベルナルよりずっとチェ・ゲバラに似ているんじゃないかと思う。今、ドイツってもう一度社会主義に戻りたい..という風潮があるんでしょうか?ゲバラとカストロの若い頃の感じをこの作品は真似てつくられているんじゃないかと思わせるような作品だった。

 若者の熱狂的な思いとか、純粋さと、世慣れた大人の狡猾さが浮き彫りにされている。しかし世界を変える..というその解決作はこの作品には見いだせない。やはりスタイルを真似ただけ..という感じもしないでもないけれど、にしても、三角関係になったり、なかなか面白かったです。

 

□原題 THE EDUCATORS

□製作年 2004

□製作国 ドイツ=オーストリア

□上映時間 132

□監督 ハンス・ワインガルトナー

□出演 ダニエル・ブリュール、ジュリア・ジェンチ

□音声 ステレオ

□フォーマット ワイド

□カラー カラー

□言語 ドイツ語

(CS/ch312)



投稿者 nao : 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□

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