2008年01月10日
ビーチ・カフェ
「シュルタリング・スカイ」で見いだされたモロッコの作家モハメド・ムラベトの原作を、アンドレ・テシネが脚本化した作品で監督のブノワ・グラフィンには長編2作目になるらしい。
モロッコのタンジールの浜辺に以前はなかったカフェが出来ているのを見つけた青年ドリスは、そのカフェのオーナー・ファドに何故か心惹かれて足繁く通うようになる。その都度、カフェで使えるような材料などの手みやげを持っていったりするのだが、ファドの方は少し厭世的な変人でドリスを全く信用せず、むしろ辛辣な言葉や陰口をたたき、心を開こうとしない...
ファドはもう初老に近く、ドリスほどの息子を二人も持っているが、人間的にかなり幼稚というか、愚かな人なんですね。厭世的といっても、女には目がなく、ドリスの女友達や恋人を次々と口説こうとする。カフェに立ち寄った、ちょっと身の怪しげな女を次々と家に引き込む。なんかモラルのないおっさんで、何を考えているのかよくわからない。。一方、ドリスは、ファドよりも随分若いのに、どっちが年上なのかわからないくらい、よく出来た青年。どんなに陰口をたたけれても、卑劣な目にあっても、変わらず付き合おうと努力するが,,やはり人間には我慢の限界がある。とはいっても、この青年の見切りの付け方はとてもきれいだと思いましたね。
バックに哀愁のあるギターの音色が、エスニックな感じで合っているのかどうかちょっと??でしたが、渋い感じは良かったです。
<受賞歴>
2001年トロント国際映画祭
2001年テサロニキ国際映画祭
2002年カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭
□原題/英語題 Le cafe de la plage/Beach Cafe
□製作年 2001
□製作国 フランス
□上映時間 85
□監督 ブノワ・グラフィン
□出演 ジャック・ノロ,オウアシニ・エンバレク,レイラ・ベラルビ,ダリア・アムラニ
□音声 ステレオ
□フォーマット
□カラー カラー
□言語 フランス語
(CS/ch260)
投稿者 nao : 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0) □001.ヨーロッパ映画□
コメント
コメントを送ってください