2010年06月28日
Flamenco Vivo
lunes, vienti-ocho de junio
先生が貸してくれたカマロンの「Flamenco Vivo」というCDの中の一番最初の曲「Un Tiro Al Aire」という曲が、私が今まで聞いたカマロンの曲の中のベスト1。このCDはトマティートのギター1本とカマロンの歌声のとてもシンプルな形なんだけれど、どうも古賀政男や美空ひばりを聞いてもあまりピンとこない私なのに、この曲にはジンジンと効いてしまう。
この曲を聴くと、なぜか、例えば、タブラオに集まるペーニャの人達の顔が一人一人浮かんでくるような、すごく懐かしいような仲間感というか、過ぎ去った古き良き時代というか..実に味があるんだよね。先生のスペイン時代もこんな感じだったのかなあ,,とか。勝手な想像だけれど。
ネットで何十年も趣味でフラメンコギターを弾いているおじさんのブログがあって、自分の弾いた曲をブログでたくさん公開しているんだけれど、好奇心にかられて聴いてみたら、ん?なんかCDで聴くようなフラメンコではないけれど、でも、確かにフラメンコ、コンパスとか、ちょっと??な部分もあるけれど、でも少し暗い感じもするそのメロディは聴けば聴くほど、いいんだよね。ブレリアは労働者の曲、おぼっちゃま鳩にはわからんだろう・・なんてつぶやきながら弾いている感じ、すごくいいなあと思った。居酒屋なんかに絶対に合う。そういうところで一曲弾いてもらいたいような感じ。何十年もコツコツと仕事の合間に弾いてきたんだろうな・・その人のフラメンコになっている感じがした。
「もうひとつの生き方」という本の中に、ディエゴの噂を聴いたサビカスがディエゴに会いにくるという場面があるんだけれど、技術的にも、また音数もサビカスの方が上なのに、ディエゴの演奏に感嘆してサビカスは帰っていく・・という。これもディエゴのフラメンコに納得せざるを得ないものがあったんだろうと思う。
ビセンテ・アミーゴのように弾けるようになりたいと思うより、音楽的にも味のあるそういうフラメンコを弾けるようになるのを目指す方が全然かっこいい。
私が今の先生といつかお別れしなければいけない日が来て、また別の先生に教えてもらわなければいけない日が来るとしても、私は、今先生が教えてくれた事を「古い」とか「違っているじゃん」とか、絶対、思わない。先生はドレミしか弾けなかった私にフラメンコを教えてくれた最初の人だから。その恩は絶対に忘れない、忘れられないと思うよ。
投稿者 nao : 23:40 | コメント (4) | トラックバック (0) □02.フラメンコギター□
コメント
naoさん、こんばんは♪
カマロンのアレグリアス、いいですよねー。
トマテのアンソロジーにカマロンとのアレグリアスのライブが入ってるけど、僕もよく聴きます。
トマテのギターの音色がとても輝かしくて、カマロンの伴奏が嬉しくてたまらないように感じます。
フラメンコは渋い方が体の中にリアルに入ってくる気がしますね。
何となく選曲して繰り返して聴いてるのはそういう曲。
人の感情の中枢に直接効く感じかな。
第2回カディスの赤い星コンサートの放送では、
セラニートが25年前の来日の際に交流のあったお寺の住職を前橋に訪ねて行って、
その住職が袈裟姿のままでセラニートのブレリアを弾いてるのを見て、
思わず「カッコイイー!」と口に出してしまいました。
そういうふうにサラりと渋いフラメンコが弾けるようになりたい。
にわか練習じゃあ、そういうふうにはならない。
これからも毎年毎年、ずっと追い求めないといけませんね。^^
ところでお兄ちゃんの具合はいかがですか?
もう退院されたかな。
naoさん、お疲れ様です♪
投稿者 nicente : 2010年06月29日 22:36
nicenteさん、こんばんは☆
カマロンって時々、工事現場のおっさんの怒鳴り声みたいに聞こえる時もあるんだけれど、本当に味のあるカンタオールですよね。
なかなかカマロンを超える人が出てこないみたいですねー。似た声の人はいるんだけれど..。何が違うのかなあ??
カディスの赤い星コンサートででてくる住職さん、上手かったですよね。
木魚でポンポンポンポン..って毎日やっているから、
リズム感がいいのかなあ..とか、思ってしまいました・笑
きっと、若かりし頃はギタリストを目指した時期もあったんでしょうね。
長男は、なんとか退院して、今自宅療養です。学校にはまだ行けないのですが、とりあえず後遺症など残らないようなので、ほっとしています。ご心配ありがとうございますm(_)m
投稿者 nao : 2010年06月30日 22:25
naoさん、こんばんは♪
お兄ちゃんが回復に向かってるようで安心しました。^^
ひと夏越せば、また元気に通学できそうですね。
naoさんの練習を目にする機会が増えてるでしょうから、
いつかフラメンコギターを弾きたいって思ってくれるかも。
そしたらスペイン留学・・・させてあげますか?^^♪
カマロンは初めて聴いたときは驚いたなぁ。
何で調べても天才!って書いてあるから、
それはそれは朗々と歌いあげるんだろうなってイメージしてましたから。
そしたら・・・おっさんが叫んでる!?
これが・・・すごいのかぁ???っていうのが第一印象。
でも、本当に独特の味があります。
歌いだしの一瞬でカマロンの世界に引き込まれてしまう感じ。
上手いとか下手とか、そういう基準じゃないですね。
フラメンコは深いです。うん。
投稿者 nicente : 2010年07月02日 00:05
nicenteさん、こんばんは☆
音楽が大好きなのは、むしろ、下の子なんです。
小学5年でアコギを結構上手に弾いて周りを驚かせたのですが
ピアノに転向してしまいました。
今でも自分の好きな曲だけピアノで弾いてます。
なかなか親の思い通りにはいかないものです・汗
私ももう少し若い頃にカマロンを聴いたら、あまり良いとは
思わなかったかもしれないです。
今の年齢だからわかるのかもしれないですね。
投稿者 nao : 2010年07月02日 23:35